オンラインで人形劇を配信 「いいだ人形劇フェスタ」中止受け

国内最大級の人形劇の祭典で毎年夏に飯田市で行われる「いいだ人形劇フェスタ」が、新型コロナの感染拡大の影響で中止になったことを受けて、出演予定だった劇団員らがオンラインで人形劇の配信を行いました。

「いいだ人形劇フェスタ」は毎年夏に飯田市で開催され、新型コロナの感染拡大前は、例年、国内外のおよそ250のプロやアマチュアの劇団が人形劇を上演する国内最大級の人形劇の祭典です。
ことしは3年ぶりに例年並の規模に戻しての開催を目指していましたが、先月28日、南信州地域で、県独自の感染警戒レベルが「5」に引き上げられたことから、市民らで作る実行委員会では開催中止を決定しました。
これを受けて、出演を予定していた劇団員らが6日と7日の2日間、動画配信サイトを活用しオンラインで人形劇の配信を行いました。
参加したのは10組の劇団で、6日は、飯田市内に設けた会場で、カメラに向かってパフォーマンスをしたり、事前に収録した映像を配信したりしました。
オンライン配信を企画した、福井県を中心に活動する人形劇団の鈴木幸一さんは「コロナ禍で人形劇をやめようという仲間もいる中で、全国の人形劇団の憧れであるいいだ人形劇フェスタの存在は非常に大切で、火を絶やすわけにはいかない。来年以降も飯田で人形劇を演じ続けられるよう、今回の企画を通じて機運を高めてきたい」と話していました。