ウクライナ避難民 来月から祖国の伝統料理期間限定で販売へ
ウクライナから高森町に避難してきている人たちが、来月から祖国の伝統料理を期間限定で販売することになり、28日、試食会が行われました。
高森町にはロシアの軍事侵攻を受けるウクライナから避難してきている女性と子ども合わせて9人がいて、来日からおよそ3か月がたつなか、祖国の料理を知ってもらうため自分たちが監修するウクライナ料理を販売する予定です。
販売は隣の豊丘村の道の駅などにキッチンカーを置いて行われる予定で、28日はその道の駅で試食会が行われました。
試食会では道の駅のレストランとパン店が作ったウクライナで伝統的に食べられている野菜などを煮込んでつくるスープ「ボルシチ」と肉や卵などが入ったパンの「ピロシキ」がふるまわれ、参加した4人の避難民が味を確認していました。
「ボルシチ」は夏に食べやすいように特別に冷たいものにしていて、28日の試食や避難民の意見を聞いたうえで具材を考え直したりするということです。
避難民のカテリーナさんは「ウクライナ料理を日本で広げていけるのは良いことだと思います。販売を通じて日本とウクライナがより仲良くなってほしいです」と話していました。
販売は豊丘村の道の駅などで来月1日から2週間、行われる予定です。