盛岡市で小学生の相撲大会 迫力のある大技も

盛岡市で小学生の相撲大会が開かれ、土俵上で思いっきりぶつかるなどして熱戦を繰り広げていました。

盛岡市仙北地区では、15日、40年以上続く恒例の相撲大会が開かれ、地区の小学校に通う1年生から6年生までの40人あまりが参加しました。

大会は、学年ごとに男女の区別なく、トーナメント方式で行われ、自分の名前が読み上げられると、土俵に上がって塩を撒いてからそれぞれの一番に臨んでいました。

実力がきっ抗して1分近い白熱した取組や、迫力のある大技も飛び出し、真剣勝負に挑む子供たちの姿に、集まった人たちは、拍手をしたり、大きな声援を送ったりしていました。

3年生の部で優勝した菊池二葉さんは、「決勝は強い相手でしたが、勇気を持って飛び込みました。お父さんと練習した成果が出せました」と話していました。

6年生の部で優勝した佐々木桜助さんは、「たくさん取組をして、いろいろな相手の強さを知ることができてよかったです。自分の力も発揮できました」と話していました。

大会を主催した仙北地区体育協会の鈴木一夫会長は、「子どもたちが全力で取組をしてくれていて良かったです。これからもこの地区で将来に継承していくイベントにしていきたいです」と話していました。