カブトムシに触れられる「カブト虫の里」花巻市にオープン

花巻市東和町に、カブトムシをつかまえたり触れたりできる夏恒例の「カブト虫の里」がオープンしました。

「カブト虫の里」は、花巻市東和町町井地区にある親水公園の一角に毎年夏、住民グループが設けています。

広さ700平方メートルほどの敷地を網で囲い、およそ300匹を放していて、オスは400円、メスは200円で買うこともできます。

1994年・平成6年に催しを始めて、ことしでちょうど30年となり、会場では関係者がテープにはさみを入れて節目を祝ったあと、訪れた子どもたちから選ばれた兄弟にカブトムシがプレゼントされました。

オープン初日の7日は、多くの家族連れが訪れ、子どもたちがカブトムシをつかまえたり、糸につるしたキュウリをエサに釣ったりしてにぎやかな声を上げていました。

盛岡市から来たという6歳の男の子は「カブト虫はつのがかっこいいです」と話していました。

大槌町から家族を連れて訪れた父親は「きのうもカブトムシを探しに行きましたが、見つけられなかったので初めてこちらに来ました。子どももすごく喜んでいます」と話していました。

この「カブト虫の里」は、来月4日までの間、土曜日と日曜日、祝日の午前9時から午後5時まで開かれます。