土用のうしの日を前にうなぎ祭り かば焼き通常より安く 盛岡

今月24日の「土用のうしの日」を前に、岩手県盛岡市ではうなぎ祭りが開かれました。

この催しは、うなぎのおいしさを知ってもらいたいと盛岡市の料亭や料理店でつくる組合が開きました。

6日は市内にある施設「プラザおでって」の前に、料亭の経営者などおよそ10人が集まって神事が行われ、うなぎを供養するとともに商売繁盛を祈願しました。

このあと、うなぎのタレや焼き方にこだわっているという市内の料亭や料理店6店舗が用意した200人分のうなぎのかば焼きが通常よりも安い値段で販売されました。

会場には香ばしい甘い香りが漂い、販売が開始された午前11時ごろには多くの人が列を作って次々と買い求めていました。

かば焼きを購入した女性は「きょうは友だちの分まで買いました。うなぎを食べて力をつけて、夏を乗り越えたいです」と話していました。

岩手県料理業生活衛生同業組合盛岡支部の鈴木勇支部長は「スーパーなどでもうなぎが売られていますがぜひ、料理屋さんのおいしいふわふわとしたうなぎも食べてほしいです」と話していました。