宮古市の女性殺害事件から16年 警察が情報提供呼びかけ

2008年に旧川井村、現在の宮古市内で、当時17歳の女性が殺害されているのが見つかった事件は未解決のまま、1日で発生から16年となり、警察がJR宮古駅前で情報提供を呼びかけました。

2008年7月1日、旧川井村、現在の宮古市で、宮城県栗原市の当時17歳の女性が殺害されているのが見つかった事件では、女性の知り合いで、田野畑村出身の小原勝幸容疑者が殺人の疑いで全国に指名手配されています。

事件の発生から16年となった1日、JR宮古駅前では、4人の警察官が小原容疑者の顔写真や特徴などが記されたチラシが入ったポケットティッシュを配って、駅を利用する人などに情報提供を呼びかけました。

警察によりますと、警察には今年5月末までに「容疑者に似た人物がいる」などおよそ680件の情報が全国から寄せられたものの、有力な手がかりは得られていないということです。

警察は有力な情報の提供者には最高で300万円の報奨金を出すとともに、現在もおよそ15人体制で捜査を続けているということです。

岩手県宮古警察署刑事課の西川晃史刑事第一係長は「わずかな情報でもかまわないので、引き続き、情報提供をお願いしたい」と話していました。

情報提供は宮古警察署で受け付けています。

電話番号は0193−64−0110です。