岩手県議会 知事“ILC誘致は山場 全力で国に働きかけ”

県議会の6月定例会は27日から一般質問が始まりました。
達増知事は次世代の大型実験施設、ILC=国際リニアコライダーの誘致は今年度から来年度が山場だとして、全力で国に働きかけていくと述べました。

27日の一般質問では北上山地が候補地となっている次世代の大型実験施設、ILCの誘致や人口減少対策などについて議員3人が達増知事の考えをただしました。

このうちILCの誘致に向けた取り組みついて達増知事は、誘致は今年度から来年度が山場だとした上で「1日も早く政府に前向きな態度を表明してもらえるよう、機運醸成の取り組みや国への働きかけに全力で取り組んでいく」と述べました。

また人口減少対策については最優先事項とした上で放課後児童クラブの運営や一時預かり事業への助成、それに関係人口を拡大するため、県内でのお試し就業や居住体験などに取り組んでいると述べました。

県議会の6月定例会は来月1日まで一般質問が行われます。