横浜F・マリノス 元日本代表が子どもとサッカー教室 山田町

サッカーJ1の横浜F・マリノスのサッカー教室が23日、山田町で開かれ元日本代表選手の指導のもと子どもたちがパス回しや試合形式の練習に汗を流しました。

サッカーJ1の横浜F・マリノスでは東日本大震災で被災した子どもたちをサッカーを通じて支援しようと2012年から山田町でサッカー教室などを行っています。

23日は山田町の町民総合運動公園には山田町や近隣の小学生およそ100人が集まりました。

始めにサッカーは頭を使いながら体を動かすことが大事だと説明を受けてからしりとりやサッカー選手の名前などを言いながらパスの練習をしました。

この後、子どもたちは現役時代に横浜F・マリノスなどで活躍した波戸康広さんと2人1組でボールを奪うゲームをしていて、日本代表経験のある波戸さんからボールを奪おうと懸命にボールを追いかけていました。

さらに、子どもたちは波戸さんなど大人たちのチームと試合形式の練習も行っていました。

参加した小学6年生の湊龍之介さんは「楽しいし、ちゃんと学べるのでよかったです。将来はプロサッカー選手になりたいです」と話していました。

波戸さんは「毎年、子どもたちの成長が見られるので楽しみに来ています。この中から、世界に飛び立っていく選手が出てくることを期待しています」と話していました。