楽天の球団アンバサダー銀次さんが盛岡で子どもたちに野球指導

来月3日に、きたぎんボールパークで開催されるプロ野球・楽天の公式戦を前に、球団のアンバサダーを務める普代村出身の銀次さんが、盛岡市内の小学校を訪問して子どもたちに野球を指導するなど交流しました。

21日は、去年、現役を引退し、今は球団のアンバサダーを務めている銀次さんなどが、来月3日に盛岡市のきたぎんボールパークで開かれるオリックスとの公式戦を前に、市内の仙北小学校を訪れました。

銀次さんは、6年生の児童およそ100人を前に、ボールの捕球やバッティングなどを一緒に行ったり、岩手県や銀次さんに関するクイズをしていました。

現役時代、巧みなバットコントロールでヒットを重ねた銀次さんは、バッティングを指導する際に空振りをして転んで見せて笑いをとった後にスイングを披露していて、子どもたちから歓声が上がっていました。

このあと、銀次さんは、代表の児童に身ぶり手ぶりを交えながらバッティングでタイミングを合わせるコツなどを教えていました。

イベントの最後には、銀次さんは、児童全員とハイタッチをするなど大いに盛り上がりました。

参加した児童は「銀次さんにきょう初めて会いましたが、とてもかっこよかったです。タッチされた手は一生洗えません」と話していました。

交流を終えた銀次さんは「子どもたちがとても元気で、パワーをもらいました。バットにあてる瞬間の感動やボールを捕る感触といった、野球の魅力や楽しさをこれからも伝えていきたいです」と話していました。