岩手大学 池のスイレンが咲き学生や近所の人たちを楽しませる

盛岡市にある岩手大学では、キャンパス内にある池にスイレンが咲き、学生や近所の人たちを楽しませています。

岩手大学の構内にある植物園には、新緑の木々に囲まれて大きな池があり、先月末から池の水面にスイレンが咲き始めました。

ことしは、梅雨入りが例年よりも遅くまだ花の数も少ないということですが、直径10センチほどの赤や白の美しい花が池を埋め尽くすように咲いています。

スイレンは、周囲の明るさに応じて、朝に花を開き、夕方に閉じるという特徴があります。

20日午前6時前、太陽の日ざしがうっすら差し込むとスイレンは少しずつ咲き始め、午前8時半になるころにはほとんどの花が開きました。

そしてそのそばを、足早に授業へと向かう学生の姿が見られました。

週に数回、ランニング中に立ち寄るという男性は、「ここ1、2週間で咲く花の数も増えてきました。きょうは満開になってきれいだと思います。ピンクの花から咲き始めて最近は白い花も咲いてきたのでいい花があれば写真や動画に撮って楽しんでいます」と話していました。

また、散歩にきた女性は、「例年この時期になると散歩で訪れますが、去年よりも花も大きくきれいに感じます」と話していました。

このスイレンは、8月いっぱい楽しめるということです。