いわてグルージャ盛岡 新スタジアム建設に向けた協議委員会

サッカーいわてグルージャ盛岡の新たなスタジアム建設に向けた協議委員会が盛岡市内で開かれ、収容人数を当初計画していた8500人から7500人に縮小し建設費用を抑えることが報告されました。

協議委員会は10日、盛岡市内のホテルで開かれ、グルージャの秋田豊社長や県や盛岡市などの委員が出席しました。

グルージャには去年、Jリーグから基準を満たすスタジアムの整備などを条件にJ1に参入できるクラブライセンスが交付されていて、来年6月までに新スタジアムの整備計画書を提出する必要があります。

この新スタジアムについてこれまではおよそ8500人の収容を計画していましたが、10日の会議ではその計画を見直し、収容人数を7500人に縮小し、建設費用を5億円抑えて40億円とすることが報告されました。

また建設費用については、現時点ではグルージャが企業版ふるさと納税などで30億円を集める必要があるため、これについて国から補助金の交付を追加で受ける方法がないか検討するとともに、新スタジアムの建設に県民の理解を得るための活動に取り組むことを確認しました。

いわてグルージャ盛岡の秋田豊社長は「新スタジアムの建設は、岩手県にいわてグルージャ盛岡が必要かどうか問われている問題だと思う。これから募金や署名などありとあらゆる発信を行うので協力をお願いしたい」と話していました。