一関市総合体育館 今月から愛称「一関ヒロセユードーム」に

一関市の総合体育館に新しい愛称を付ける権利を市内に工場がある一関ヒロセ電機が取得し、今月からは「一関ヒロセユードーム」となりました。

一関市総合体育館はスポーツでの活用のほか、今年6月には東京ガールズコレクションの10代版、「TGCteen」の会場にもなっています。

一関市が所有する総合体育館に愛称を付ける権利を去年12月から募集したところ、市内の3つの企業から応募があったということです。

このうち、市内に工場がある電子部品メーカーの一関ヒロセ電機が命名権を取得し、愛称は今月1日から「一関ヒロセユードーム」となりました。

一関市が命名権を契約するのは初めてで、契約金額は年額275万円、期間は今月1日から2028年3月31日までとしています。

一関市の佐藤善仁市長は「企業からの継続的な支援で安定的な施設運営と市民サービスの向上を図りたい」と話しています。

一関ヒロセ電機は、横浜市に本社があるヒロセ電機の子会社で、県内では宮古市の宮古運動公園野球場にも宮古市にある東北ヒロセ電機が命名権を取得して、「東北ヒロセ野球場」という愛称が付けられています。