昨年度の労働相談件数 687件で過去最多 県労働委員会

岩手県労働委員会に昨年度寄せられた給与の未払いなどの労働相談はあわせて687件で、これまでで最も多くなりました。

県労働委員会によりますと、昨年度、寄せられた労働相談は687件で、前の年度と比べて14件増えてこれまでで最も多くなりました。

相談を内容別でみると、▽賃金・手当てに関する相談が162件、▽パワハラ・嫌がらせが140件、▽退職に関する相談が116件などとなりました。

最も多かった賃金・手当てに関する主な相談事例としては「会社の勧めに応じて退職したが未払いの給料がある」とか、「閑散期は出勤しなくていいと言われて休んだが、手当が支給されない」といった内容だったいうことです。

こうした相談が多くなっている背景について県労働委員会は、物価の上昇で実質賃金が低下していることや全国で最も低くなっている最低賃金などが影響し、賃金や手当てへの関心が高まっていることが考えられるとしています。

県労働委員会は、「引き続き労働問題の早期解決に向けた支援に取り組んでいく」としていて、電話での相談は0120−610−797で平日の午前8時半から午後5時まで受け付けています。