ZOOMO来園者数600万人に達する 記念のセレモニー

盛岡市にある「盛岡市動物公園ZOOMO」は開園から35年で来園者数が600万人に達し2日、記念のセレモニーが行われました。

盛岡市動物公園は、35年前の1989年4月に開園し、先月29日に来園者が600万人に達しました。

2日は記念のセレモニーが開かれ、盛岡市の内舘茂市長など関係者がくす玉を割ったあと、来園者に600個限定で6個入りのニホンザルのエサが配られました。

また、「6」にちなんで、6つのオリジナルグッズなどの詰め合わせも販売されました。

盛岡市動物公園は、老朽化した施設を改修するため2021年からおよそ1年半、休園し、去年4月にリニューアルオープンしました。

人が動物に近づけるよう、デッキや柵、ガラス窓が新たに設けられ、里山の景観の中で動物たちがいきいきと暮らす姿を間近で見られるようになりました。

リニューアル後の昨年度の来園者数は20万3900人余りと、22年ぶりに20万人を超えています。

盛岡市内から家族で訪れた男性は「年に1回くらいは来ています。気軽に来られる距離に動物園があるのはとてもいいことだと思う」と話していました。

盛岡市動物公園の辻本恒徳園長は「35年前に開園してからたくさんの方に来ていただいたと感じている。これからもいろいろな企画をするので気軽に来園してほしい」と話していました。