こどもの日前に 雫石川で100匹のこいのぼり掲げる 雫石町

来月5日のこどもの日を前に、岩手県雫石町を流れる雫石川では子どもたちの健やかな成長を願い、およそ100匹のこいのぼりが揚げられ、春の風に吹かれ勢いよく泳ぐ様子が見られました。

雫石町では30年前からこの時期に子どもたちの健やかな成長などを願って、雫石川をまたぐ形でこいのぼりが揚げられます。

25日、雫石町立御所小学校の1年生や地元の関係者などおよそ25人が参加して、まず、子どもたちが地元の人などから寄贈された2メートルから3メートルあるこいのぼりを雫石川の川原に運びました。

そして町の関係者などが長さ150メートルのワイヤーに次々とこいのぼりを取り付けていました。

取り付けが終わると、雫石川の上をおよそ100匹のこいのぼりが春の風に吹かれ勢いよく泳いでいました。

参加した1年生の児童は「こいのぼりはちょっと重かった。青とか黒とかいろいろな色のこいのぼりがあってすごいです」と話していました。

町によりますと、こいのぼりはJR雫石駅近くの雫石川園地で来月6日まで見られるということです。