県内で撮影された食用キノコの写真展 北上

県内で撮影された食用のキノコを紹介する企画展が北上市で開かれています。

写真展は、北上市の八重樫健一さん(74)が市内や西和賀町、それに花巻市東和町にキノコ採りに出かけて撮影した10種類、60点が展示されています。

会場には、こけの生えた倒木に茶色のナメコが無数に生えている様子を捉えた1枚や、竹の根元に生えるという傘の部分が20センチ余りにもなった「ヤブニワタケ」などの写真があります。

このほか、ムラサキシメジや高級食材として知られるマツタケなどの写真も展示されています。

会場を訪れた北上市の40代の女性は「名前を知らないキノコがたくさんあり驚きました。家では子どもが食べやすいマイタケやシイタケを汁物に入れて食べます」と話していました。

写真を撮影した八重樫さんは「20代の後半からキノコ採りを始めてから半世紀になります。見つけた瞬間にはすごく感激します」と話していました。

この「キノコ写真展」は今月30日まで北上市の江釣子地区交流センターで開かれています。