住田町の鍾乳洞「滝観洞」に新しい観光センター完成 内覧会

住田町にある鍾乳洞、「滝観洞」に新しい観光センターが完成し20日、関係者にお披露目されました。

新しい滝観洞の観光センターは、杉などの地元の木材をふんだんに使って作られた2階建ての建物です。

かつての建物が老朽化したため、2年前から建設が進められてきました。

20日は地元の人なども参加して内覧会が開かれ、訪れた人たちは滝観洞を見学する際の受付カウンターや土産物の販売スペース、2階に設けられた名物の「滝流しそば」を体験できるテラスなどを見学していました。

滝観洞観光センターの指定管理者の住田観光開発の専務、千葉考文さんは「洞窟や滝だけでなく、住田町の木のぬくもりも感じてもらい、町に足を運んでもらえる窓口になれば」と話していました。

新しい観光センターは今月27日にオープンし、ことしの大型連休は2500人から3000人の観光客を見込んでいるということです。