台湾からのツアー客が大槌町を訪問 ジビエ料理などを楽しむ

大槌町には20日、台湾からのツアー客が訪れ、町の新たな特産品として注目されるジビエ料理などを楽しみました。

大槌町を訪れたのは、大阪の旅行会社が企画した県内などの食文化を体験するツアーで日本に来た台湾からの観光客13人です。

20日はシカ肉を使ったジビエ料理で町おこしに取り組む会社の社員からシカ肉の解体方法について教わったほか、その肉を使った焼き肉や肉だんごといったグルメ料理を楽しみました。

また、シカの皮を使ったキーホルダー作りにも挑戦し、「台日友好」など思い思いの文字を入れるなどしていました。

台北から訪れた60代の男性は「シカ肉はとてもジューシーで柔らかく、おいしかったです」と話していました。

今回のツアーに協力したNPO法人「おおつちのあそび」の大場理幹事務局長は「シカ肉やサーモン、日本酒などさまざまな町の特産物がある中、食を入り口に大槌のファンになってもらえるような観光プログラムを展開していきたい」と話していました。