スキージャンプの楽しさ知って! 小林陵侑選手がイベント開催

岩手県八幡平市出身でスキージャンプ男子の日本のエース、小林陵侑選手が20日、地元でスキージャンプの楽しさを知ってもらおうとイベントを開きました。

このイベントは小林陵侑選手が企画し、会場となった八幡平市のさくら公園には、岩手県と青森県から来た5歳から9歳の子ども12人が集まりました。

この中ではスキージャンプの体験会が行われ、観光道路の八幡平アスピーテラインの頂上付近から持ってきた雪で作られた長さ17メートル、踏み切り台の高さ15センチほどのジャンプ台が用意され、初めに小林選手がジャンプの体勢の手本を示しました。

そして、子どもたちが挑戦し、何度もジャンプしながらうまく飛ぶコツをつかんでいました。

小林選手は子どもたちに「ナイスジャンプ」「いいアプローチだ」などと声をかけ、ハイタッチをすると子どもたちはうれしそうな表情を浮かべていました。

盛岡市から参加した6歳の女の子は「転んでしまったけどビューンと飛ぶのが楽しかった」と話していました。

小林選手は「子どもの頃に始めたときのことを思い出した。ことしの冬はこの遊びがはやったらうれしいし、これからも続けたい」と話していました。