アナグマにかまれ小学校2年生など2人 軽いけが 滝沢市

17日朝、滝沢市で小学校に登校中の2年生の児童など2人がアナグマにかまれ軽いけがをしました。
アナグマは小学校の教員に捕獲されたということです。

警察によりますと、17日午前7時半ごろ、滝沢市外山の滝沢小学校の前で、登校中だった小学校2年生の男子児童と街頭で指導にあたっていた30代の女性の教員の合わせて2人がアナグマにかまれけがをしました。

小学校によりますと、男子児童は右足首にかまれた痕が2つあり、教員は切り傷を負いましたがいずれも軽傷だということで、2人は病院で手当てを受けています。

アナグマは体長50センチほどで、小学校の教員が捕獲しました。

小学校では、下校時の教員による見守りを強化するほか、野生動物と遭遇した際の対応として、見つけても近寄らずに大人に連絡をすること、登下校の際は1人にならないようすることを指導することにしています。

盛岡市動物公園では「アナグマはタヌキに似て見えるがイタチの仲間で、臆病で人を避ける習性がある。どういう状況だったか分からないが何らかの原因でパニックになるとかみつくことはあり得る。見かけても近づかないようにしてほしい」としています。