岩泉町と東京の企業がスマホやパソコンの講習会開く協定

IT技術が進む中、子どもから高齢者までが機器を正しく、使いこなせるよう岩泉町と東京の企業がスマートフォンやパソコンの講習会などを開いていく協定を結びました。

16日は岩泉町の旧二升石小学校で協定の締結式が行われ、中居健一町長と東京のITコンサルティング会社の碇敏之代表理事が書面を取り交わしました。

協定によりますと企業が今後、この校舎跡を拠点に高齢者を対象にスマートフォンの使い方教室を開いたり小中学生にSNSの危険性や注意を呼びかける場を作ったりするということです。

協定を結んだ「おかえり集学校」碇敏之代表理事は「これを機に子どもから高齢者までスマホやパソコンの使い方などを気軽に相談できるような場をつくっていきます」と話していました。

岩泉町政策推進課の佐々木真課長は「人口の減少や高齢化が進む中、デジタルの分野でも高齢者を取り残さず、みんなが機器を使いこなせる進んだ町をめざしたいです」と話していました。