宮古のかきと大仙のあきたこまちを使った釜飯開発 宮古で披露

宮古市の「かき」、姉妹都市の秋田県大仙市の「あきたこまち」という2つの特産品を使い、電子レンジで簡単に調理できる釜飯が開発され、宮古市役所で披露されました。

15日は宮古市の名物「瓶ドン」などを製造販売している会社の菅原則夫社長と、大仙市の観光物産協会の鈴木直樹代表理事など6人が宮古市役所を訪れました。

そして、宮古市の山本正徳市長に「宮古のかきは香りもよくて大仙市のあきたこまちとの相性がよく、風味がよい釜飯が出来ました」と新たに開発した釜飯を紹介しました。

釜飯はあきたこまちと宮古のかきを使っただし汁がついていて、付属の器に入れて電子レンジで5分加熱し、しばらく蒸らせば出来上がりです。

だし汁にはかきが入っているほか、比内地鶏や昆布も使われ、濃厚で風味豊かな釜飯となったということです。

試食した山本市長は「かきの香りがして、とてもおいしいです」と話していました。

開発した会社の菅原社長は「大仙市とつながって、このような商品を作れてよかったです。秋田県の『あきたこまち』と三陸の『かき』のコラボレーションを味わってほしいです」と話していました。

この釜飯は今月21日から宮古市や盛岡市、大仙市などで販売されるということです。