岩手県産のブランド米「銀河のしずく」 種もみまく作業始まる

コメの味などを審査する「食味ランキング」で6年連続で最上位の「特A」の評価を受けている岩手県産のブランド米「銀河のしずく」の種もみをまく作業が、14日から花巻市で始まりました。

花巻市にあるJAいわて花巻中央育苗センターでは、14日から専用の機械を使って苗を育てるために種もみをまく「播種」と言われる作業が始まり、ベルトコンベヤーで運ばれてきた「育苗箱」に自動で肥料を入れて種もみをまいていました。

このあと、育苗箱は温度がおよそ30度に保たれた「出芽室」に運ばれ、ここで2日半ほどかけて発芽させたあと、農業用ハウスで3週間ほどかけて苗を育て、来月8日ごろから市内の農家に配られるということです。

JAいわて花巻によりますと、育苗センターから配られる「銀河のしずく」の苗はおよそ100ヘクタール分で、去年より10ヘクタール分増えたということです。

JAいわて花巻営農部米穀販売課の平賀幸一調査役は「農家の人たちの徹底した管理のおかげで6年続けて食味ランキングで特Aとなっている。ぜひことしも、おいしい新米になってほしい」と話していました。