“岩手のビール”全国に クラフトビールメーカーなど協会設立

クラフトビールのブームの中、県内のメーカーなど15社が協会を設立し、“岩手のビール”を合同で全国に売り出していくことになりました。

「岩手クラフトビールアソシエーション」というこの協会は、10日、盛岡市で設立され、県内のクラフトビールメーカーなど15社が参加しました。

クラフトビールは全国的にメーカーが増えてブームになっていて、協会によりますと岩手県は東北では最もメーカーの数が多いということです。

15社は今後、年に2回程度、製造や品質管理などの勉強会を開いたり、売り込みのイベントを合同で開いたりしながら“岩手のビール”を全国に売り出していきたいとしています。

会長に選任された盛岡市のベアレン醸造所の嶌田洋一社長は「クラフトビールのブルワリーが増えている一方で、市場や需要の拡大を図れているかというとそうでもない面もあります。岩手県をクラフトビールの一大生産地として、多くの人を呼べるような活動をしていきたい」と話していました。