岩手町 生活困難な人へ薬代の助成制度始める 県内で初

経済的な理由で必要な医療を受けられない場合に医療費が減免される国の制度がありますが、院外で処方された薬は対象外になっていることから、岩手町は県内で初めて町が独自に薬代を助成する制度を始めました。

経済的な理由で必要な医療を受けられないということをなくすため、国は社会福祉法で「無料低額診療事業」を設けています。

これによって医療機関を受診した場合の窓口負担が無料または減額されます。

しかし、この制度では病院の外で処方された薬は対象外となるため、薬代が負担になって治療を途中で諦めるケースもあるということです。

このため岩手町は先月27日に町内にある診療所の「さわやかクリニック」とその近くにある「オーロラ薬局沼宮内店」と覚書を交わし、県内で初めて今月から薬代を助成する制度を始めました。

薬代にかかる自己負担金の半額から全額を町が助成します。

今年度は5人から10人ほどの利用を見込んでいてあわせて15万円の予算を計上しています。

岩手町の町民課は、「今まで薬代がネックになって受診を控えていた人が受診できるようになることで、町民の重症化予防につながれば」と話しています。