「危険業務従事者叙勲」岩手県内は43人

警察官や消防職員など、危険を伴う仕事に長年携わり、社会に貢献した人に贈られる春の「危険業務従事者叙勲」に県内から43人が選ばれました。

「危険業務従事者叙勲」は、警察官や消防職員、それに自衛官など、危険を伴う仕事に長年携わり社会に貢献した55歳以上の人に対して毎年、春と秋に贈られます。

この春は全国で3616人が受章し、このうち岩手県在住者は「瑞宝双光章」が13人、「瑞宝単光章」が30人の合わせて43人が選ばれました。

職種別では元警察官が19人で最も多く、元自衛官が14人、元消防職員が8人、元法務局職員が2人となっています。

このうち、最年長の受章者は瑞宝単光章を受章する元盛岡地区広域行政事務組合消防司令で矢巾町の室月正夫さん、82歳です。

また、今は県外に住んでいて岩手県に本籍がある受章者は「瑞宝双光章」が4人、「瑞宝単光章」が6人の合わせて10人で、職種別では元自衛官が7人、元警察官が2人、元消防職員が1人でした。