自転車で観光振興 県内の4つのサイクリングルート名称決まる

県が、自転車を活用した観光振興のために名称を公募していた県内の4つのサイクリングルートについて、新たな名称が決まりました。

岩手県は、自転車を活用した観光振興を促進するため、地域ごとの特性をいかした広域サイクリングルートの検討を進め、県内33のすべての市町村を通過する東西南北4つのルートを設定し、その名称を公募していました。

その結果、1か月間の募集期間で、東北各県をはじめ、全国から462件の応募があり、この度、それぞれのルートの名称が決まりました。

それによりますと、三陸沿岸の景色などを楽しむ東ルートは「いわて三陸しおかぜルート」、町並みや文化を楽しむ西ルートは「いわてイーハトーブルート」、世界遺産と四季の彩りを楽しむ南ルートは「いわて歴史遺産探訪ルート」、高原からの景色や歴史的な文化財を楽しむ北ルートは「いわて森の風ルート」となりました。

県は、今後、道路標示や案内看板の設置など、各サイクリングルートを整備するとともに、市町村や三陸鉄道と連携するなどしてルートの利用促進を図っていくことにしています。