岩手県防災会議 地域防災計画の修正案などを説明 盛岡

岩手県防災会議が26日、盛岡市で開かれ、県の担当者が地域防災計画の修正案などを説明しました。

盛岡市で開かれた岩手県防災会議には、自衛隊や警察、それに通信や交通などに関連する指定公共機関の役員など、リモートも含めておよそ60人が出席しました。

会議では、県の地域防災計画の修正案が担当者から示され、▽被災者支援の仕組みの整備に努めることや、▽通信障害が発生したときに丁寧な周知広報を実施することなどが新たに盛り込まれたことが説明されました。

また、地震や津波などの大規模災害の際に被災地を迅速に支援するための「広域防災拠点」の配置計画について、新たに一関、久慈、宮古、釜石、それに陸前高田の5つのエリアを「後方支援拠点」として設定する案が示されました。

26日の会議で示された、地域防災計画や広域防災拠点配置計画などは、年度内に県のホームページで公開される予定だということです。

県復興防災部の戸田新総括課長は「国や市町村、それに関係機関などと密に連携を取って、地域防災力を高めて災害にしっかりと対応していきたい」と話していました。