文化芸術に貢献した個人・団体をたたえる特別知事表彰の表彰式

文化・芸術活動に貢献した個人や団体をたたえる「いわて暮らしの文化特別知事表彰」の表彰式が、7日、盛岡市で開かれました。

今年度の「いわて暮らしの文化特別知事表彰」には個人2人と2団体が選ばれ、7日、達増知事から受賞者に表彰状が贈られました。

このうち、積極的に岩手の食文化、わんこそばを発信しているとして表彰された老舗そば店「東家」の馬場暁彦代表取締役が受賞者を代表して「人々を笑顔にしたい、この思いでこれからもひたすら前を向いて進んでいきたいです」とあいさつしました。

また、陸前高田市で老舗ジャズ喫茶を経営する照井由紀子さんは東日本大震災で被害を受けても仮設の店舗で営業を続け、被災した人たちの心のよりどころとなる「場」を提供したとして表彰されました。

照井さんは「表彰は応援してくれた皆さんのおかげだと思っています。元日に能登半島地震が起き、震災を思い出してしまいました。被害を受けた人たちには希望を失わないでほしいです」と話していました。

7日は、このほか、「岩手県スポーツ賞」の表彰式も行われ、県出身の若手選手28人と2つの団体が活躍をたたえられました。