東北新幹線 東京〜盛岡一時運転見合わせ 再開も遅れなど影響

６日朝、福島県の郡山駅で下りの山形新幹線が停止位置を通り過ぎるオーバーランが起き、東北新幹線は一時、東京駅と盛岡駅の間の上下線で運転を見合わせました。
東北新幹線は午前１０時前に全線で運転を再開しましたが、運転の遅れなど影響が出ています。

ＪＲ東日本によりますと、６日午前７時半すぎ、福島県の郡山駅でホームに入ってきた東京発、新庄行きの下りの山形新幹線「つばさ１２１号」が停止位置をおよそ５００メートル通り過ぎて停止するオーバーランが起きました。

ＪＲはオーバーランした車両をバックさせて郡山駅のホームの停止位置まで戻したということです。

この影響で、東北新幹線は午前９時５０分までのおよそ２時間にわたって東京駅と盛岡駅の上下線で運転を見合わせました。

けがをした人や気分が悪くなった人は、いないということです。

運転再開後も東北新幹線と秋田新幹線に遅れなどの影響が出ています。

ＪＲはオーバーランが起きた詳しい原因を調べています。


東北新幹線は午前９時５０分に全線で運転を再開しましたが、ＪＲ盛岡駅構内の電光掲示板には列車の遅れを知らせる情報が表示されていました。

また、改札内には多くの人たちが集まって、駅員に新幹線の出発時間などを尋ねていました。

盛岡市の男性は「新幹線で東京まで行き、羽田空港から飛行機に乗る予定です。打ち合わせがあるので、間に合わなかったらどうしようかと心配しています」と話していました。