岩手県が林業や土木の技術職員を緊急募集 被災地などを支援

岩手県が林業や土木の技術職員を緊急募集 被災地などを支援

岩手県は、能登半島地震の被災地などを支援するため、林業や土木に携わる技術職員の緊急募集を始めました。

県が募集しているのは、森林の整備や保全などを行う「林業」の職員が3人程度と、道路や河川の管理などを行う「総合土木」の職員が9人程度です。

県によりますと、今年度、技術職員は、「林業」で8人の採用を予定していましたが3人にとどまり、また「総合土木」は16人の採用予定のところ5人にとどまり、人材不足が深刻となっています。

県は、能登半島地震を受けて、被災地に技術職員を派遣しましたが、今後もこうした対応を確実に行っていくため緊急で職員の募集を始めました。

今回、募集は1年間の任期付きで、能登半島地震の被災地のほか、2016年の台風で被害を受けた岩泉町など、現在も復旧作業が続く県内の自治体に派遣される可能性があるということです。

県人事委員会は「即戦力となる人材を募集しています。被災地や市町村の支援に力を発揮したいという方にぜひ応募してほしい」と話しています。

申し込みは、3月15日までで、受験資格や応募方法は県のホームページで確認できます。