岩手 大船渡 ハシブトガラスから高病原性鳥インフルエンザ

先月、大船渡市でハシブトガラスが死んでいるのが見つかり、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
県内では久慈市に次いで今シーズン2例目となります。

県によりますと、先月28日、大船渡市大船渡町でハシブトガラス30羽が死んでいるのが見つかりました。

このうち3羽について国立環境研究所で遺伝子検査を行った結果、いずれも高病原性の「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

今シーズン、県内で野鳥から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、先月の久慈市に次いで2例目です。

今回、カラスの死がいが見つかった場所から半径3キロ圏内に養鶏場などはありませんが、県と環境省は監視を強化するとともに、野鳥が死んだり、衰弱したりしているのを見ても触らず、養鶏場などでは衛生管理を徹底するとともに異常があった場合、すぐに通報するよう呼びかけています。