八幡平市の当初予算案 図書館や子育支援の複合施設整備費など

八幡平市の新年度・令和6年度の当初予算案は182億円余りで市内の大更駅前に図書館や子育て支援の機能をもつ複合施設などを整備する費用などが盛り込まれました。

八幡平市の新年度の当初予算案は、一般会計の総額で182億7900万円となり、今年度と比べて1億2000万円、率にして0.7パーセント減少しました。

この中には、地域のにぎわいの創出を目指して、市内の大更駅前に図書館や、子育て支援の機能をもつ複合施設などを整備する費用として5億900万円余りが計上されました。

また、地域に新しい地熱発電の電力会社を設立する再生可能エネルギー推進事業費として500万円を盛り込み、企業誘致などにつなげたいとしています。

このほか、市内の小学校のトイレや非常階段などの改修費用として8500万円余り。

それに有害鳥獣駆除事業として熊用のわなの実証実験などの費用に900万円余りが盛り込まれました。

この予算案は、今月20日に開会する市議会の定例会に提出されます。