遠野市 新年度予算案181億円 今年度比8億5000万円減

遠野市の新年度・令和6年度の当初予算案は、地域の産業振興や子育て支援策などを盛り込んだ一般会計の総額が181億円となり、今年度に比べ8億5000万円減少しました。

遠野市は、新年度・令和6年度の当初予算案を発表し、一般会計の総額は181億円となり、今年度に比べ8億5000万円、率にして4.5%減少しました。

このうち、ビールの原料となるホップの産地として知られる遠野市の魅力を高めようと、ホップのほ場の拡大や土壌改良の支援に300万円、さらに市内でビール醸造の様子の見学や試飲をすることが出来る体験型の施設を整備するための補助金として3500万円を計上しています。

また、子育て支援策としては、乳幼児から高校生までの医療費を完全無償化とするため、5500万円を計上しています。

さらに、グローバル人材を育成するための事業費として、小学生が市内の公共施設で英語で交流するイベントや高校生の台湾でのインターンシップ体験などの費用として1200万円を計上しています。

遠野市の新年度当初予算案は、今月20日に開会する市議会に提案されます。