「光る君へ」の放送に合わせ 十二単を試着する催し 奥州市

ことしのNHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせて、岩手県奥州市で、「十二単」を試着する催しが開かれました。

これは奥州市にある平安時代をテーマにした歴史公園「えさし藤原の郷」でことしのNHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせ、主人公の紫式部の気分を感じてもらおうと開かれました。

開園前から30人あまりが並び、訪れた人は「平安時代は衣装の型が同じなので色味でおしゃれを競っていました」などと施設の職員から説明を受けながら、衣装を1枚ずつ身にまとっていきました。

そして、15分ほどかけて重さが合わせて15キロにもなる衣装の着付けを終えると、記念撮影を行っていました。

開園1時間半前から並んだという盛岡市の女性は「重たいですが、とてもきれいでいい気持ちです。この体験を楽しみにしていたので着ることができて嬉しいです」と話していました。

「えさし藤原の郷」の佐藤克也さんは「平安時代の文化に触れてもらい当時の雰囲気を感じていただけたら嬉しいです」と話していました。