花巻東 佐々木麟太郎選手が米スタンフォード大学進学へ

去年夏の甲子園でベストエイトに進出した岩手県の花巻東高校の佐々木麟太郎選手がアメリカのスタンフォード大学に進学すると大学が発表しました。

去年、夏の甲子園でベストエイト進出に大きく貢献し高校通算で１４０本のホームランを打っている花巻東の佐々木麟太郎選手は、プロ野球志望届を出さずアメリカの大学への進学を目指すことを明らかにしていて去年１２月には「５つほどに絞り高校卒業までには進学先を決めたい」と話していました。

日本時間の１４日アメリカのスタンフォード大学の野球部は公式のＳＮＳで「日本の高校野球のトップクラスの選手がスタンフォード大学でプレーする」などと発表しました。

さらに佐々木選手が背番号３のスタンフォードの大学のユニフォームを着ている写真も掲載されています。

スタンフォード大学はアメリカ・カリフォルニア州にある私立大学でイギリスの教育専門誌が去年、発表した世界の大学の最新のランキングではイギリスのオックスフォード大学に次いで２位となるなど名門大学として知られています。

花巻東高校によりますと、アメリカの大学は９月入学のため、佐々木選手は３月の高校卒業後はトレーニングや英語の勉強などを続け入学に備えるということです。

佐々木選手のアメリカの大学野球でのデビューはシーズンが開幕する来年２月以降の見込みだということです。

佐々木選手は今後、取材に応じてスタンフォード大学に決めたいきさつなどについて話す予定だということです。