県や盛岡市 外国からの弾道ミサイルを想定した初めての訓練

外国からの弾道ミサイルが上空を通過したという想定で県や盛岡市が行う初めての訓練が行われ、およそ230人が参加しました。

この訓練は、県と盛岡市が国と合同で初めて行いました。

盛岡城跡公園と市内の小学校のあわせて2か所で行われ、住民などおよそ230人が参加しました。

このうち盛岡城跡公園での訓練では、FMラジオの放送でミサイルの発射を告げるJアラート=全国瞬時警報システムの音声が流され、参加した住民などが地下の駐車場に避難しました。

そして、しゃがんで頭を抱えるなど身を守る姿勢をとっていました。

参加した大学生は「階段で地下に降りる時に人数が多いと危ないと感じました。今後、Jアラートが鳴ったら今回の経験をいかして周りの人にも避難を促すよう心がけたいです」と話していました。

防衛省によりますと、北朝鮮による弾道ミサイルの発射はおととし過去最多の31回、59発に上り、去年はそれに次ぐ、18回、25発が発射されました。

おととしの10月4日には、東北地方の方面に発射され、青森県の上空を通過して太平洋に落下しています。

国はJアラートで情報が発信されたら、屋外にいる場合は近くの建物か地下に避難すること。

建物がない場合は物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守ること。

屋内にいる場合は窓から離れるか窓のない部屋に移動することなどを呼びかけています。

県復興防災部の浅沼秀行副部長は「こうした訓練で避難の一連の動きを確認してもらうとともに、Jアラートが鳴った場合に取るべき行動についても周知を徹底していきたい」と話していました。