盛岡市の「ヘラルボニー」が障害ある人の国際アート作品賞創設

障害のある作家のアート作品を売り出す活動を行っている盛岡市の企業「ヘラルボニー」が、障害のある人が制作した作品を世界から募って表彰する取り組みを始めることになりました。

盛岡市のヘラルボニーによりますと、新たに行うのは「ヘラルボニー・アート・プライズ」とした表彰で、世界中の障害のある人が制作したアート作品が対象です。

募集はすでに始まっていて、来月15日までの間、公式ウェブサイトの専用フォームから作品の画像を送ってもらい、4月に1次審査を行ったあと、選ばれた作品を送ってもらい、2次審査を行うとしています。

入賞作品は7月に発表され、8月に展示会を行うとしています。

審査員は、東京芸術大学の日比野克彦学長など国内外の専門家4人で、グランプリに選ばれた作品には賞金300万円が贈られるということです。

ヘラルボニーは「アーティストのさらなる活躍を後押しし、その才能を広く発信していきたい」としています。