日本学生野球協会 優秀選手に花巻東 千葉柚樹前主将

日本学生野球協会が選ぶ今年度の優秀選手に、去年夏の甲子園でベスト8に進出した花巻東のキャプテン、千葉柚樹選手が選ばれ22日、高校で表彰式が行われました。

表彰式は22日、花巻東高校で行われ、岩手県高等学校野球連盟の瀬戸和彦会長から千葉柚樹選手に記念の盾が贈られました。

花巻東の千葉選手は去年、キャプテンとして4年ぶり11回目の夏の甲子園出場を決めるとチームを2013年以来10年ぶりにベスト8に導き、敗れはしたものの仙台育英との準々決勝では9回、4点を返す反撃のきっかけの1つとなったセンター前ヒットを打ち、勝負強い打撃などが評価されました。

県高野連の瀬戸会長は「花巻東高校野球部は感動、希望、勇気を与えてくれた。ますますの活躍を期待しています」とたたえました。

千葉選手は、4月から大学野球の強豪、筑波大学に進学して4年後のプロ入りを目指すということです。

表彰式のあと千葉選手は「キャプテンを務めてから難しい部分もあったが、最後にチームが仕上がり結果も残すことができてよかった。目指すところはプロ野球選手なので食らいついて大学1年目から活躍したい」と話していました。