日本屈指のたらの水揚げ量 宮古市で「真鱈まつり」開かれる

日本屈指のたらの水揚げ量を誇る宮古市で、21日「宮古真鱈まつり」が開かれました。

「宮古真鱈まつり」は日本屈指の水揚げ量を誇るまだらを多くの人に味わってもらおうと、宮古市などがこの時期に開催しています。

会場となった宮古市魚市場では29の団体が出店し、たら料理や生のまだらなどを販売しました。

21日は雨や風が強く冷え込むあいにくの天気となりましたが、会場にはおよそ3000人が訪れ、まつりの実行委員会などが作ったたら汁が人気を集め、多くの人が買い求めて体を温めていました。

また、まだらをまるごと1本購入していく人も多くいました。

宮古市によりますと、今年度のまだらの水揚げ量は前の年度と比べるとおよそ200トン増えていて、価格も例年並みだということです。

花巻市から訪れた人は「オスのたらが欲しくて来ました。たらは鍋や刺身にしてもおいしいので、いいたらが買えて来たかいがありました」と話していました。

宮古観光文化交流協会の澤田亮会長は「鮮度のいい宮古のまだらを堪能してもらえればと思います。宮古の冬は毛ガニなどおいしい物がたくさんあるのでぜひ宮古に来てほしいです」と話しています。