岩手県 県内4つのサイクリングルートの名称公募

岩手県は、自転車を活用した観光振興のために将来的な整備を目指している県内4つのサイクリングルートについて、名称の公募を始めました。

岩手県は、自転車を活用した観光振興を促進するため、有識者などからなる検討会議を設置して、地域ごとの特性をいかした広域サイクリングルートの検討を進めています。

ルートは東西南北4つの案があり、東ルートは三陸沿岸の景色などを楽しみながら復興や伝承を学ぶルート、西ルートは町並みや文化を楽しみながら名湯を巡るルート、南ルートは世界遺産と四季の彩りをつなぐルート、北ルートは高原からの景色や歴史的な文化財を楽しむルートとなるよう想定しているということです。

そのうえで県民に愛着を持ってもらうきっかけにしようと、4つのルートについて先月から名称の公募を始めています。

募集期間は今月24日までで、4つのルートの統一感を出すために、「いわて○○ルート」と名称の始まりと終わりは決まっていて、まるの部分はおおむね15文字以内としています。

応募は県のホームページやメール、SNSなどで受け付けています。

県道路環境課は、「採用された名称は広く活用していくので、岩手県のサイクルツーリズムを活性化するため、多くの方に応募してもらいたい」としています。