中学生が校内で募金活動 被災地支援について意見募集も 花巻

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、花巻市の中学生が校内で募金活動を始めました。
16日は自分たちに何ができるか全校生徒に意見も募り、今後も支援などについて考えていきたいとしています。

募金活動を始めたのは花巻北中学校の生徒たちです。

16日朝の登校時間、生徒会のメンバーなどおよそ20人が校内の4か所で募金への協力を呼びかけ、登校してきた生徒たちが応じていました。

活動は能登半島地震を受けて、生徒会が今、自分たちができることをしようと発案しました。

16日朝はこのほか、生徒会のメンバーが校内放送で▽被災した人たちに対し、自分に何ができるかや▽被災の状況を知ってどう思ったか意見を募り、教室で紙を配りました。

「募金活動などに協力していきたい」という意見のほか、「家がどんどん崩れていくのを見てとても苦しかった」といった感想、「家族と避難ルートを確かめたい」といった意見などが寄せられ、今後、廊下に張り出し、支援や減災についてみんなで考えたいとしています。

生徒会長の鎌田栞暢(かのん)さんは「被害を自分のこととして思い、大変な思いをしている人たちに寄り添っていきたいです」と話していました。

募金は今月19日まで行い、日本赤十字社に届けるということです。