盛岡八幡宮で「どんと祭」1年の無病息災など願う

1月15日は小正月です。
盛岡市の盛岡八幡宮では、1年の無病息災などを願って正月飾りなどを炊き上げる「どんと祭」が行われました。

小正月に行われる「どんと祭」は、正月飾りやお守りなどを炊き上げ、1年の無病息災や家内安全を願います。

盛岡八幡宮の境内には、参拝者が持ち寄ったしめ縄などの正月飾りやお守りが高さ4メートルほどに積み上げられ、神職が塩をまいて清めたあと、火が付けられました。

この炊き上げの炎は「御神火」と呼ばれ、あたると身が清められ、この1年、無病息災、家内安全に過ごすことができるとされています。

境内には多くの人が訪れて、火に手を合わせるなどしていました。

60代の男性は「能登半島地震で被害を受けた被災地の1日も早い復興と、自分と家族の健康を願いました。ことしはおいしいものをたくさん食べて元気に過ごしたいです」と話していました。

50代の女性は「ことしは子どもが大学最後の年になるので、無事に社会人なれるよう願っています」と話していました。