大学入学共通テストへ 岩手大学の会場を受験生が下見

大学入学共通テストが13日から始まるのを前に、試験会場の1つ、盛岡市の岩手大学には、本番に備えようと受験生が下見に訪れています。

およそ2000人が受験を予定している盛岡市の岩手大学では、構内に雪が積もり、朝から職員が小型の除雪車を出したり、スコップを使ったりしながら除雪に追われていました。

試験会場には午前中から受験生が下見に訪れ、自分の受験番号や設置された案内板を見ながらどこの教室で試験を受けるのか確かめていました。

13日と14日、全国一斉に行われる大学入学共通テストは、県内では7か所の試験場で行われ、去年より107人少ない、合わせて4299人が受験する予定です。

13日は午前9時半から「地理歴史、公民」の試験が行われ、4科目の試験が予定されています。

雪などが降っている地域では交通機関に遅れが出るおそれもあり、試験を行う大学などは時間に余裕をもって来るよう呼びかけています。

下見に訪れた高校生は「雪で来るのに結構、時間がかかりました。寒いので、あすは使い捨てカイロを準備しようと思います。大学では化学を学びたいと思っていて、勉強してきた成果をしっかり発揮できるよう頑張りたいです」と話していました。