犯罪や非行の防止を呼びかける作文コンテスト表彰式 盛岡市

犯罪や非行の防止を呼びかける作文コンテストの表彰式が盛岡市で行われました。

この作文コンテストは、法務省が呼びかける全国キャンペーン「社会を明るくする運動」の一環で、盛岡保護観察所などが毎年、小中学生を対象に募集しています。

犯罪や非行の防止がテーマで、盛岡市内のホールで開かれた表彰式では、応募があった1552点から選ばれて入賞した14人に表彰状などが贈られました。

そして最優秀賞の岩手県知事賞に選ばれた児童と生徒の2人がそれぞれ作文を朗読しました。

このうち盛岡市立城東中学校の3年生佐々木りなさんは「犯罪を犯す人には、近くに頼りにできる人がいないのではないか」としたうえで「明るい社会をつくるためにはどんなときも支え合いながら生きていくことが大切だ」と訴えました。

表彰式のあと佐々木さんは「このような賞をいただき光栄です。この社会を生きる私たちがともに支え合って犯罪が少しでも減ればうれしいです」と話していました。