盛岡で飲食店荒らし相次ぐ 閉店後は現金置かないよう注意を

盛岡市内で飲食店が閉店後に荒らされ、現金を盗まれる被害が相次いでいることが警察への取材でわかりました。
警察は同じ犯人とみて、閉店後は現金を置いたままにしないよう注意を呼びかけています。

警察によりますと、盛岡市内では先月から今月にかけて、中心部の本町通や南大通、市街地北部のみたけなどで、人のいない飲食店が荒らされる被害が10件から20件程度、届けられているということです。

いずれも営業を終えたり、休憩を取ったりするため店を閉めている間に窓ガラスなどを割って侵入され、関係者によりますと、店によっては数十万円の被害が出ているということです。

今月上旬に被害に遭った店では、周辺での被害を聞いてまとまった現金を残していませんでしたが、レジから数千円が盗まれたほか、ガラスのドアが割られ、休業も余儀なくされたということです。

店の経営者は「犯人に対して怒りしかないです。安心して営業できるよう早く捕まってほしいです」と話していました。

警察は手口などから同じ犯人とみて、盗みの疑いで捜査するとともに、閉店後は現金を置いたままにしないよう注意を呼びかけています。