JR東日本 大雪見込みで計画運休も 最新の運転状況確認を

JR東日本はこの冬、気象情報で大雪などが見込まれる場合は安全確保のため計画運休を行う方針で最新の運転状況を確認してほしいと呼びかけています。

JR東日本盛岡支社によりますと管内の在来線では昨年度、669本の列車が雪の影響で運休しました。

路線別では北上線が109本と最も多く、次いで花輪線が104本、田沢湖線が43本、山田線が40本でした。

ことし1月には田沢湖線で倒木による停電が発生し秋田新幹線や普通列車が運休したほか、2月には山田線で線路脇の斜面から線路に雪が落ちて列車が遅れたり運休したりしました。

JRはことしの冬の運行について、気象情報で大雪による影響が見込まれる場合、安全確保のため事前に運転計画を検討し、計画運休を行う方針です。

また落雪などのおそれがある場合は安全確保のため、一部の区間で列車の速度を落として運転するということです。

昨年度の計画運休の本数は北上線で73本花輪線で44本などとなっておりJRは大雪などが見込まれる場合は、ホームページなどで最新の運転状況を確認してほしいと呼びかけています。