年末年始の東北新幹線はコロナ前並みの混雑を予想

年末年始の東北新幹線は、コロナ前並みの混雑が予想されていて、ピークは新青森方面の下りが今月30日。
東京方面の上りが来月3日と見込まれています。
ピーク周辺はすでに予約で満席となった列車も出ています。

JR東日本は、今月28日から来月4日までの年末年始の東北新幹線の予約状況について発表しました。

それによりますと、今月11日時点で、予約できる上りと下り合わせて84万席のうち、51%にあたる43万席が埋まっているということです。

予約された座席数は、去年の同じ時期と比べて29%増加し、コロナ前の2018年と比べても1%上回っています。

予想される混雑のピークは、下りが今月30日、上りが来月3日で、下りの今月29日と30日、上りの来月3日はすでにほぼ満席だということです。

また、秋田新幹線は予約できる11万席のうち、55%にあたる6万席が埋まっていて、去年の同じ時期と比べて21%増え、2018年と比べると1%だけ少なくなっています。

JR東日本盛岡支社は「混雑の緩和のため、1月の成人の日の前後の3連休など年末年始をずらした利用も検討してください」と呼びかけています。