IGRいわて銀河鉄道 今年度決算 5期ぶり黒字となる見通し

第3セクターの「IGRいわて銀河鉄道」は、今年度の決算について、2018年度以来、5期ぶりの黒字となる見通しを示しました。

IGRいわて銀河鉄道は18日盛岡市内で取締役会を開き、その後の記者会見で今年度の決算の見通しを発表しました。

それによりますと、今年度の旅客運輸収入は、新型コロナによる行動制限がなくなり人の流れが回復したことなどから昨年度よりおよそ8千万円増え、10億5200万円余りとなる見通しです。

このほか県と沿線の自治体による交付金が3億円、去年8月の大雨災害による補助金がおよそ1億4000万円あることなどから、今年度の決算は1億6700万円あまりの黒字になるという見通しを示しました。

IGRいわて銀河鉄道は赤字決算が続いていましたが、今年度の決算が黒字になれば、2018年度以来、5期ぶりということです。

一方、定期利用以外の輸送人員については、昨年度の1.16倍になったもののコロナ前の2018年度と比べると77%にとどまっているということです。

IGRいわて銀河鉄道の鈴木敦社長は「今年度の当初の計画が黒字の見込みだったため、概ね計画通りだと受け止めている。一方で、コロナ禍からの回復はまだまだという認識なので、引き続き、利用促進に取り組んでいきたい」と話しました。