「ベアレン醸造所」の黒ビール世界1位 社長が盛岡市長に報告

盛岡市の地ビールメーカー、「ベアレン醸造所」が造った黒ビールがドイツで開かれたビールの品評会で1位になり、6日、社長が盛岡市長に結果を報告しました。

盛岡市役所には6日、ベアレン醸造所の嶌田洋一社長が訪れ、内舘市長に結果を報告しました。

それによりますと、ことし10月にドイツで初めて開かれたビールの品評会に黒ビールを出品し、ドイツ以外のビールの味わいを競う「国際ビール部門」で1位になったということです。

この部門には世界18か国から880種類のビールが出品され、世界のテイスティング専門家が泡立ちや香り、それに味のバランスなどを審査した結果、100点満点中95点の高い評価を得たということです。

ベアレン醸造所は地ビールの販売を始めてことしで20年になり、世界的な品評会への出品はこれが初めてだったということです。

内舘市長は「世界にどんどん評価されるよう市も応援していきたい」と快挙をたたえていました。

嶌田社長は「間違いのないものを造っている思いはありましたが、受賞には驚きました。ビールは造っている場所で飲むのがおいしいので、この受賞が多くの人が盛岡を訪れるきっかけになればうれしいです」と話していました。